サウナハック

いつか木村文乃に会えるその日まで

アメ横のロンドンスポーツで豪遊したが果たして本当にお買い得だったのかを確認してみる

 アメ横ロンドンスポーツというスポーツショップがあり、最先端のものよりかは基本的に型落ちのシューズやウェアを取り扱ってるの路面店なのですが、エブリデイアウトレットのようなイメージでだいぶ安いです。

 

下記紹介記事のように、週末セール特価!そこから割引!さらにアプリ会員登録で割引!というなんだかすごそうな割引の重ね掛けを実施されています。

 

最近では去年のJリーグクラブオフィシャルユニフォームが安く販売されているというツイートでJサポ界隈では話題になりました。

 

 

なので今日行ってきました。

最近ジムに入会したのもあり、テニスやフットサルでも使えそうなアイテムを一式買いなおしたかったのです。

(残念ながらサウナ無しの安価なジムです。サウナ付きの大型フィットネスも狙ってたんですけどね。ちなみにこのロンスポ巡りの前には御徒町駅スパリゾートプレジデントに行ってました。)

 

 

ロンスポは立て続けに4店舗くらい並んでいてそれぞれコンセプトが違うようでした。 

なんと4店舗全部でお買い物してしまいました。楽天お買い物セールかよ。 

 

 

戦利品です。

 

 

やはりカッコつけるなら上と下と靴!でしょう。

これ全部で11,089円でした。

私はとんでもなく安いと思います。

 

 

 

レシートはこんな感じでした。(1枚紛失)

 

ちなみに20%割引のアプリクーポンは1会計だけでなく、一日中使えました。当日中OKとのことです。

 

 

 

まずは靴。

カコイイ!これはなんだかんだの割引で3,864円でした。

 

 

ちょっとチェック。

paypaymall.yahoo.co.jp

 

ネットじゃ3,839円て大して変わらなかったね!!

まあでも私の買った27.5サイズあたりのものはネットに内容だったので良し。

履いてみたけどいい色!カコイイ!!

 

 

続いてピステです。

アディダスは6,490円、NBは5,900円の税別定価だそうで。それが両方980円税込みでした。

私はピステ大好き魔人です。トレーニング中の着心地が最高。

 

 

検索したら下記がそれぞれ出てきました。

そんなに根割れしてなさそうでしたが、メルカリとかラクマには出されてるのかな。

lohaco.jp

 

store.shopping.yahoo.co.jp

 

 

プーマのパンツは今回運命の出会いかと思うほどに気に入りました。

特に2つ目。めちゃくちゃストレッチが効いてて最高です。柄よりシルエットや着心地を重視しており、これは伸縮性抜群でどんな運動にも耐えそうで、それでいてダボっとせずスキニースリムフィットでございます。

両方とも割引が効いて2,228円でした。

 

というか写真だと全く同じにしか見えませんね!実物もかなり一緒です。衝動買い最高!

 

 

プーマパンツはあまり検索してもヒットしなかったり、同じか別か型番の差異が写真で分かりづらかったのですが、おおよそどちらも3,000円~3,500円くらいのようです。お得と言えそう。

paypaymall.yahoo.co.jp

 

 

ちょっとピステと合わせてみました。

 

部屋の汚さは目をつむってください。

こう見るとオレンジの方はパンツもアディダスで揃えればよかったのではと思いますが気にしたら負けですね!

 

 

あとは靴下たちです。こんなもんいくらでもあっても困りませんからね。

 

 
アシックス、NB、チャンピオンを一足ずつでそれぞれ500円だったのが3点で1,000円になっていました。そこからアプリ初回登録割引で20%オフ、800円でした。どれも記載のメーカー希望小売価格は1,100~1,400円程度。やっすいですね。
 
ただ、そのあとの店舗でアシックスの白ソックス3足で500円というのを見つけてしまい、しまったなあ~と思いながらもまあ安いことは安いので良しです。(4店舗ぐるぐるしてたらきりがないってね。)
 
 

ちょっと惹かれて買ってみたこの5本指ソックスはペラペラ感があり、まあそれなりでした。

 

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9-New-Balance-SKJM55/dp/B00FDPB28Q

 

軒並み在庫なしですが、下記を見るとどうやら2013年の製品らしい。ふっる!!

store.newbalance.co.jp

 

 

 

このアシックスはめちゃくちゃ良かったです。写真はありませんがチャンピオンも、3足1,000円アシックスも良かった。

 
 
 

Amazonでもチャンピオンは売ってました。普通に1,200円程度で売られてました。これは明らかにお買い得だぞー!

 

 
 
というわけでとっても満足です。総じてお買い得だという点は間違い無しと思います。
次回は初回20%割引アプリクーポンが無いので、またお得な通知が来た時に再訪を考えるようにします。夏用の半パンやランニングとかほしくなるかもですね。
 

かるまる池袋 @池袋駅

かるまる池袋 池袋駅西口徒歩5分 2480円 駐輪場無し

 

良かった!のでエントリに残しました。というのも料金設定や混雑状況についてこうなればな、という点もあったので微妙な部分は前半に書いて、後半はほぼ絶賛のスタオベサウナ感想になっています。

 

昨年10月くらいに『池袋にマジモノのスパ施設ができる!』という社内のサウナーからウワサを聞いて、いまかいまかとOPENを待ち構えていました。公式HPには『今秋に爆誕!』と書いてあったのですが結局12月3日の開店で(笑)ゆっくりしてるなと思いながらも楽しみに、いつ行こうかと音楽をかけて計画をねりねりしていました。

 

karumaru.jp

 

 

しかし年末は体調不良気味だったり、回復後にはそのままアルコール摂取週間到来で時間が取れず、年明け最初の3連休になる今日までかかってしまいました。

中日の日曜日で、混んでいることは予想はしていました。いざ13時過ぎに訪問。エレベーターでビルの6階に行くと、新装開店の清潔な館内が広がっている。

料金設定はフリータイムで2480円。制限時間無しのこのプランが基本なので、ロングな滞在にどうしてもなってしまいそうです。

 

なお受付時のコースの指定等はなく、退館時に利用時間に沿った清算がされるので「勝手にどうぞ」レベルの楽さ。各サイズの館内着が提げられてるので自分でとって、好きなロッカーで着替えます。靴箱のカギがそのまま館内キーの役割を果たしていて、タッチ製なのは近未来的でした。

 

先に入浴後に行った休憩場所の話ですが、当然かなりの人数でした。日曜日でかつ話題の施設、このぐらい混んでもらわないとという経営者の望み通りにリクライニングのスペース等はすべて占拠されており豪運を持ってないと席にありつけられません。

受け入れ人数の割には各スペースは大変コンパクトで(決して文句でも狭いと言いたい訳でもないのでこの表現です(笑))すし詰め状態になっており名古屋の「ウェルビー栄」や大阪の「大東洋」の広さが恋しいです。

 

なお私はと言えば、たまたまリクライニングが1席空いており、座って数分くらいiPhoneをいじっていたところ、30歳前後の男性がやってきて、

「ここにコーヒーが置いてありましたよね?私がコーヒーで場所を取っていたのですが」

「コーヒーは有りませんでしたが」

「嘘ですよね。何分前に来ましたか?」

「5分10分くらいしかまだいませんが」

「そうですよね。先ほど私がマンガを探していて戻ってきたのです。コーヒー有りましたよね?」

何やらコーヒーがあったことを主張してきますがそんなもん最初から無いし、係員が撤去したのではと言おうか考えましたがこのやり取り時点でストレスフルだったので(というよりヤベえ奴に会ってしまってこれ以上の関わりがめちゃめちゃ怖かった)

「わかりました。どうぞ」と席を譲るという最低な時間を過ごしました。彼とは同じ釜の湯につかりたくないものです。いやつかっていたんでしょうけど。マザファカですね。

 

かるまる池袋は11:30~24:00まで本費用で滞在できる(24時以降は深夜料金が2000円程度発生します)ので、早めに行けば最大12時間滞在できます。全員PC打ちまくりのコワーキングスペースやカプセルホテルのように横になれるくつろぎスペース、膨大なマンガ、フリーコーヒー、当然食事処もあり、早めの正午あたりが狙い目!という考え方もありますが、私はそこまでガッツリ館内にいるよりもサウナ施設だけを堪能出来れば良い派なので、3~4時間で1500円くらいのセットが欲しいところ。というかそうしないと時間が経つにつれて人がどんどん滞留して酷くなるのでは。私のように同じ料金でもたっぷり恩恵に授かりたい『元を取ろう根性』で日々を謳歌している人間は長期滞在をしたがるものだと思います。合掌。

 

いろいろ書きましたが本命の浴場です。これからはほぼ称賛なので明るい感じになります(笑)

看板である『4つの水風呂』とやらを味わってやろうと息巻いて入りましたが、これがとてもよかった。

岩サウナは清潔感たっぷりの明るいタイプの部屋で、5段に5名ずつ座ることが可能。ロウリュ時の席詰MAX20~30名程度でしょうか。大画面テレビがあり、まったりとくつろぐことができます。なおよく見ると液晶ではなくプロジェクター投影でした。石に投影カッコイイ。

入った時は箱根駅伝の舞台裏ドキュメントが放送されてました。このサウナ内のみんなで一つの画面を観る感じがとても好きなんですね。

かるまるは携帯タオルも敷きタオルも全てがフリーで使い放題なので私は携帯タオルを2枚拝借して股間と頭部に設置し、敷きタオルはサウナ入口からもらって座布団のように敷き、完璧な状態で10分間のセットを開始。もともとフカフカなタオルが床に敷き詰められているので清潔感や座り心地の良さはこの上ないです。

中段でしたがそこまできつくなく12分計が一周する手前で外へ。早速水風呂四天王のうち一つ目へ入ります。

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これはもう定番です。冷たい水へ入ることの覚悟も不要、夏の学校のプールみたいな温度でゆったりと入れて私はこれだけでも問題は無いです。

 

体を慣らして順番に、隣に鎮座するブラックホールであるウワサのシングル水風呂へ行きます。

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これは危険です。隣のヌルい水風呂で体を慣らしたから多少は入れるとか思う事は言語道断です。下手したら足首くらいが限界な方もいらっしゃるのではと思います。それほどに凶暴な冷却水が体を締め付けます。肩までつかれば胴体どこかしらの感覚がマヒして地上へ一目散にログアウトしたがるゾンビへと化します。この『シングル』水風呂は大東洋(もしくはニュージャパンだったかもしれない)で経験済みですが水流有りなんて初体験です。体感温度が恐ろしく下がりきっと6~7度くらいになるんじゃなかろうか。ものの10秒程度で一目散に逃げ、外気浴スペースへゾンビは移動します。

 

外気浴は9階と10階の二か所あり、9階は省スペースな造りですがしっかり足は伸ばせて、9階のサウナ・水風呂との導線がスムーズです。ただオススメは10階でした。9階浴場の中心からドラクエ風に天空への階段が伸びており上って歩けばそこは広めの露天スペースが出来上がっています。ここはなかなか住みたいレベルに白眉ものです。リクライニングチェアが4~5脚あり無事にととのいの瞬間をこの手に掴むことができました。解放感と自然の風、そして上質なチェア。ここは本当に池袋駅前なのでしょうか。はい、焼肉屋の煙がぷうううんと鼻へ届くので間違いなく池袋IWGP近辺ですね(笑)。整いながらホルモンを喰らう幻想でも見るかと思いました。減点というか芸術点をつけたいですね。

その露天スペースには41度のジャグジー風呂と、3つ目の水風呂であるお一人様用のツボ型水風呂があります。

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明記の通りこれはイメージです。

このアクリル水風呂、ステッパーを上ってアクリルの水樽に入る行為には謎のアトラクション感があり高揚しました。

15度と温度計は表示してはいるのですがシングル風呂のような凶暴なトルネードは無いのでマイルドな20度弱の水風呂に感じました。この露天スペースはジャグジー風呂と休憩チェアもあるのでサウナ無しの交互浴もめちゃくちゃありだと思います。とっても好きです。ただもれなく焼肉の香りがついて回ります。本ビルの地下にある炭火焼肉屋「安安」と業務提携してるんじゃないかと疑われること待ったなしです。でも私は芸術点をつけたいですね。

1人用のためあまり長居は出来ないので1分もたたずに交代をしておきます。

 

書くことが多すぎるのですが後は「ケロサウナ」「スチームサウナ」「マス風呂」が個性的でした。

「ケロサウナ」はセルフロウリュが可能で、サウナストーンを囲んで両サイドに6~7名ずつ座り、各々好きなタイミングにて中央でロウリュの儀式を行います。

ちなみにケロとは、ウェルビー公式曰く『サウナの本場フィンランド式サウナの中でも「木の宝石」と呼ばれるKELO(ケロ)材を使用したサウナです。 ケロ材の香りには、副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整える作用があります。』だそうでケロロ軍曹ではないようです。

このケロサウナにて、ある大学生のようなサウナーはひとりで8杯くらいマシンガンロウリュをやっていました。あの若者は間違いなく強烈なフォースに動かされています。アロマの良い香りが漂い、テレビもなくうっすら音楽が流れる薄暗いサウナ室内は池袋のみならず豊島区内で一番のストイックな場になっています。

 

「スチームサウナ」ですがこれはウケ狙いです。茶室の入り口かよ!と全員がツッコミを入れざるを得ない小さいドアから中を伺うと、ミストむんむんの太い木の幹の中に成人男性が2~3人、ただただ突っ立っているという奇々怪々な催しが行われております。最大4名定員ですが狭く暗く蒸気だらけの円筒の中に4人でただ起立しているのはかなり異常事態です。少し動くと隣の方と汁まみれの四肢が触れ合って、ここは特に次はいいやと思う事受け合いです。でも時間帯によってはそれなりの行列が出来てましたね。

 

「マス風呂」は10階に3つだけあるお一人様用の風呂なのですがとっても良かったです。青森ヒバの浴槽とのことですがどれだけ極上な木材なのかはよくわかりませんが香りがとにかく森林のそれでした。森林浴のようなウイスキーのようなそんな香りに包まれながら、43度のアツ湯に浸かります。ナイスですね~。

 

最後の水風呂はぱっと見だとただのジェットバスだったのですがこれも良かったです。

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これはずっと浸かっていられます。両足、両肩からジェット気流が出てコリをほぐしながら、ぬるい33度に体を投入しつづき、ヘッドは冷たい金属パイプ。気持ちよかった。下手なマッサージ店より疲労軽減に良いんじゃないのと思われてまさに「昇天」と言えそうな風呂でした。でも33度は水風呂ではないと思うのですが(笑)

 

以上、岩サウナ3回、ケロサウナ2回、ほか多数、合計3時間もおりました。初回の感動も相まって全く飽きません。ちなみにアウフグースのロウリュは15時、19時、21時にあるそうですが行き逃しました。今度はぜひ体験しようと思います。

 

 

結論としては出来上がり間もない超キレイでモダンでハイセンスな令和象徴のサウナスポットとなっており言うまでもなく最高です。ただ料金や混み具合を鑑みると気楽にフワッと尋ねるような状態では(私は)ないので平日休みを取れた日、友達を連れてサウナ入信させたい日など、特別なタイミングでまた来ようと思います。会社も近いので積極利用したいのですが。3時間パックできないかなあ。

 

最後にアメニティは超豪華でした。ワックスやジェル、ヘアアイロンなどは珍しくはないのですがドライヤーがダイソンでした。ダイソンバージンをかるまる池袋で卒業することになりました(笑)感慨深いものです。

堤柳泉 @東京メトロ日比谷線三ノ輪駅

堤柳泉 三ノ輪駅 460円 サウナ140円

 

お盆も終わる金曜日。使い切れない有給をここぞと使って実質3連休のスタート日となりました。となればサウナ一択なのですがほぼ15時開店の銭湯ばかりのお風呂事情。サウナイキタイのページでどこが近そうか安そうか開店早いかスマホで1時間程度格闘した結果、燦然と輝く堤柳泉(ていりゅうせんと読む)という歴史のありそうな台東区の銭湯を見つけ13時開店でした。

 さらに何ということでしょう、ここは金曜日がサウナ無料らしい!神様は見てるんですね。こいつ1時間も検索してるよ大人しく萩の湯行けよと思われて仕方ないのにサービスまで助かります。さらにさらにラジオの流れるサウナということでこれも初体験。しかもtokyo fmであるとのこと。(ほんとかよ)きょうびのサウナサイト情報持ちすぎだろ、たまたまTBSの日とかもあるだろうに。益々真相を確かめたくなってくるではないですか。

 5キロしか持たなくなってしまったランニングをこなして一旦帰宅、その汗びっしょりのウェアのまま風呂道具一式と替えの服を持って自転車で浅草方面へ。やってることはトライアスロンとなんら変わりません。強度が無さ過ぎますが。

向かうこと20分。

 

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 マップで検索してる時には気づかなかったのですがこちらの銭湯、吉原のはずれに位置してて道中ソープランドだらけでここ通過して大丈夫かよみたいな立地に緊張しました。今考えると別になんら偏見持つ必要はないんですけど。

 入り口でロッカーに靴を入れて木の札、ではなく似せた茶色のプラスチックの札を取ってお二階へ。番台には少年が座ってていらっしゃーせーと迎えてくれました。突き当たりの券売機にはサウナ付きで600円というボタンもありましたが下の方にちゃんと「金曜日はサウナ無料」と書いてあったので460円の基本券を買い少年ではなくお母さんと思われる方へ渡して入場。後で気づきましたがここで大きなミスを犯していました。

 脱衣所はかなり広く、人のいなそうなロッカーを見つけやすく素敵。いつも通り10秒早脱ぎで即浴場へ。

 入って左側にはすぐサウナ、右には立ちシャワー。抜けて左側は洗い場エリアになっており右側は水風呂・弱めのジェット風呂・薬湯。左奥にもあつ湯の薬湯、さらに奥には半露天のような薬湯。3連発で充実なんですがわたしの本命はサウナ!いち早く洗っていち早く入りたい。

 イスとケロリンを持っていって気づきました。ここボディソープがない。周りの人たちはマイソープ的なボトルを持ってきてました。やられました、私はいつもシャンプーとコンディショナーと化粧水と歯ブラシ程度しか持って来ないので家にあるビオレユーを持参しなかった自分を悔いました。かー!

 さらには私は水分補給を冷水機ないしは冷シャワーなどからするのですがここは飲用の水道が無さそうで、軽く立ちシャワーの水を口に含みましたが天然温泉水のような口当たりがして飲んじゃあかんやつでした。ここでは水分持参が必須だったのです。せめてロビーでペットボトル買ってくればよかったなあ。時すでにお寿司🍣だけに一貫の終わりですね。

 であれば無理せず行ける所で終わろう。気をリセットしてサウナセットを開始しました。

 ルームに入ると貸切状態。二段式でサウナマットも一人用サイズに敷き詰められMAX10人まで行けそうでした。天井近くのサーモメーターは90℃弱、高すぎず低すぎずそれでいて上段はなかなかのものでした。そしてラジオはやっぱりtokyo fmでした。私の好きなラッパーのケンザ390さんがやっているトーキョーサウンズグッドがちょうど始まりました。午後2時です。

 ここでとんでもないポジションを見つけました。ドアから見て最奥の上段に奥行きがあるのです。つまり背中をかけることができずそのままゴロンと後ろに寝られるようになっていました。そういうことができるようにスペースが作られているものなのかは分かりませんが、サウナマットも奥行きまでしっかり敷かれていたので多分そうだよねと都合解釈し、貸切をいいことに上半身を寝転がせました。これがとってもよかった。窪んでいる分少し薄暗くなってて安眠効果により寝そうでした。さらにケンザの選曲というか番組の選曲がとても良くてWONKが流れました。おじさんたちしかいないこの場で若者に人気なシャレオツミュージックを汗ダラダラに流しながら寝そべって聞く。キンキンに冷やした炭酸水があれば多分昇天できていました。

 水風呂は20℃以上あるぬるめでバイブラもあるのですが弱めであまり効果はなく、良くも悪くも長風呂してしまうタイプ。先客も後客もみんな潜っていたので私もモグラさせていただきました。やっぱり頭まで冷やすと最高に気持ち良いですね。タトゥーのおっさんと共に潜ってました。

 あとは休憩スペースや外気浴なのですがこれが困りどころで最奥の薬湯スペースがそれにあたると思われますが、半露天と書きましたが擦りガラスで光が差し込んでいるようなイメージなので風は入りません。背もたれのない椅子が一脚あるだけでそちらに座り背中は壁に。460円で最高のサウナを提供してもらってる身なので何事も求めすぎず与えられた環境で工夫をこなすのみです。

 2セット目の休憩でなんと椅子に座った先客が閉められてたドアを勝手に開けてくつろいでました。路地が丸見えで完全に目の前の住宅のお二階から目線が同じ、ちんこ丸出しです。そんなこと気にしないのかしっかりおっさんは整ってました。これはさっきの水風呂潜りよりもガッツポーズでして常連がされている行為であればその行為はセーフティラインの内側に留まります。次のセット終了時、そのスペースは空いてたので丸パクリしドアを解放しました。

 この日は台風10号日本海に抜けて北海道に向けて北上しており、その影響からか東京でもかなり風が強くそれでいてカラカラな温風。水風呂で冷やした体にぶつかりまくり水気は飛び髪も乾くんじゃないのかという勢いで清々しすぎて見事に整いました。

 結局珍しく6セットもこなしてロビーへ。なんとボディソープやシャンプーのボトルが無料貸し出しされてました。さらにはタオルまで一人一枚貸りられる始末。時すでにすしざんまいです。

 プチ休憩スペースもあり缶ビール250円、チューハイや発泡酒も170円。9/30までに銭湯8箇所巡るとタオルもらえるらしいので1つ目のスタンプをもらいました。受付のお母さんが気さくな方で素敵でした。

 

ありがとう、ていりゅうせん。

つぎはタオルとソープ、借りるからね。

 

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梅の湯との出会い 後編

 入り口から綺麗でした。まだ6月なのに確か蚊取り線香のようなものが焚かれてあって懐かしい匂いがしていました。受付は二階なのですがエレベーターも付いており、壁にも手すりがあって。ちょうどおばあさんが使われていました。

 そのロビーの広さ、天井の高さたるや、清潔感にもあふれていてなんだここはほんとに銭湯かと慌てふためきました。しかもSuica使えるし。。。

 その驚きは浴場も同様でした。もはやコンパクトなスーパー銭湯のいでたちでありほんとに460円で入って良いのかなあと思うほどで、露天もしっかり用意されてあり勢いよくバイブラが溢れておりました。この新しさって何なんですかね。カビや剥がれなどの物質的な劣化がないという点もそうですが、照明の色味、注意書きや効能の張り紙、さらにはその文字フォントまでも計算され尽くされている気がしてわりとここ5年位で一番の驚きだったかもしれません。

 そしてサウナが無料という情熱価格設定。施設が全体的に古びているからお気持ち程度にサウナも古びているけれどもよかったらサービスでどうぞとかでは全くありません。いやいや仮にそれでも全然助かる心意気なんですが、単にお風呂を愛してやまない、さらに愛を分け与え提供したいオーナーの心意気が伝わる万全のラインナップでお届けされている路地裏下町銭湯がそこにはありました。要はやっぱ安さ重要ですよね。笑

 そしてサウナに入ってみてさらにびっくり。木のいい匂いがするのです。これはアロマなのか?それとも施設自体が新しいからまだこのサウナルームの木が新鮮で生きているのか?いずれにしてもこんなサウナは久しく入ったことがなくて五感に訴えまくりです。入店してから驚きしかないのでサプライズ疲労状態で軽くハイです。私はもともと水風呂も大好きだったので、この後は自分なりのサウナセットを繰り返し(当時は休憩をせずとにかくサウナと水風呂の往来のみというパワースタイルを取り入れていました)友達の吉田くんは放っておいて1人で1時間半ほどの長風呂をしてしまいました。90分というのはこの後のサウナ生活からしたらアベレージになってくるルーチンタイムであり何ら驚きは無いのですが、この日まではスーパー銭湯でさえもここまで長風呂した事は無かったと思い、パンドラの箱を開けた日でした。いやほんとに。

 

 極め付けは脱衣所のワンダーコア。私が最近太った?と友達に言われているのをお見通しなのか、体重計の隣に鎮座して出迎えてくれました。水気を拭いて服を着てからさあワンダーコア!腹筋!背筋!なぜ汗を流した後にまたじんわりと汗を纏うことになるのかはさておき風呂上がりの効果的なストレッチの環境もここには用意がされております。

 100ワンダーでロビーに出るのが最近のトレンドになりつつあります。

 吉田くんはとっくに先に出ており、本棚に置いてあった漫画「約束のネバーランド」を読んでました。ちょうど読みたかったんだとのことで安心しました。俺だけが盛り上がってたんじゃないと。盛り上がりのポイントが180度違うんですがテンションが甲乙で全然違うのもやりにくいのでなおのこと安心しました。本棚には他にもキングダムなどの売れ線の漫画、OZやBRUTUSなんかの雑誌も置いてあります。ここは満喫かなあ。

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 そして極め付けの極め付けに缶チューハイが130円で投げ売られてます。スーパードライも200円そこらで売ってる始末。コンビニより安いってどういうことなんだろう。経営やっていけるのかなあ?とレモン味の本絞りを傾けながらこの世で一番余計な心配をするのです。当然二缶飲みました。酔いも回って腹筋よろしくワンダーざんまい、究極のおもてなしは家から徒歩圏内に存在したのです。

 

 このあと私の大好きなサッカーチーム、Jリーグ清水エスパルスが下位のサガン鳥栖にボロ負けを喫しふて寝して最悪のラストで一日が終わるのですが、本当に梅の湯でひとっ風呂浴びてサウナってコアって本絞るまで最高でした。

そこからサウナ欲にまみれた日々が続くことになっていきます。と言ってもまだ2ヶ月も経ってませんが。

 

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吉田くんはサウナもコアもやらないのでお腹が出てしまってますね。

 

梅の湯との出会い 前編

 私は家の周りを週一くらいでランニングします。最近ではがんばっても5キロぐらいしか走れなくてあとは流しでもっぱら徒歩です。お前がやってるのはランニングじゃなくただのウォーキングだと言われてもしょうがない位に流します。そのくらいに歩くことも楽しい。なんならランニングの後のウォーキングの方が楽しい。サウナ後の水風呂的存在で、Apple社のエアーポッズ(耳うどん)で大好きなオールナイトニッポンを聴きながら1〜2時間のひととき。30代目前にしてしっかりおっさんになっています。

 その後の何がいいって。ただでさえ汗かきなのでこの時点でとんでもない量の汗をかいているのですがそれを流す銭湯でのひとときが待っているのです。つまり汗をかいた後に銭湯で汗を流してさらにサウナで汗をかいて水風呂で汗を流してと言う超効率的な代謝のサンドイッチが発生します。世の中の人はみんなこれに気づいていないのか、気づいているんだけど別に興味がないのか、そんなものに興味を持つ僕はどんだけ暇なんだと言う話なのか三択です。このだらけたフィットネスまがいのセルフ健康法に気づくまでは家のシャワーで汗を流して終わりだったのでサンド出来ずただのハムエッグトーストに留まってましたが、たまに気分を変えて家から隅田川沿いまで最短距離を走るいつものルートから逸れて入り組んだ裏路地なども走ってみた際、明らかに最近リニューアルしたであろう銭湯がそこにはありました。

 私はロードバイク(友達からは速チャリと呼ばれているタイヤがほっそいハンドルが曲がった自転車)を持っているのですがロードバイクにはスタンドがないのでどこかに立てかけることが必要です。さらには盗まれないようにチェーン式の鍵をかけられるような標識などの鉄棒や柵が必要なので、通常の自転車と比べて駐車のハードルはやや高くなります。駐輪場と書かれてあっても都合の良い場所が無いことだって良くあります。そんなロードバイクのために存在するような、サドルの出っ張りを引っ掛けて並べるチャリンコのスタンドが梅の湯の前にはあったのです。

 

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だいたいこんなやつです。写真を撮ってなかったので下記から拝借しました。伊豆市と私は何も関係ありません。

http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=4050

 

こんなものは昔ながらの銭湯にはめちゃくちゃそぐわないというか、実家に帰ったら親がアレクサでアマゾンプライムつけて鑑賞しながら掃除はルンバにやらせてた的な「時代について行こうと食い下がっている」感があったのです。ご年配の方だけではなく万人に愛される間違いない空間がそこには待ってるんじゃねえか。確信はしたものの結局私は新しいところに行くことを躊躇してしまう性癖があるので、ある日友達の吉田くんが家に遊びに来たときにちょっと一緒に行きませんかという失敗するなら誰かと失敗してその場のネタに昇華しようとしょうもない画策をしたのが2019年6月末。

 

 梅の湯を最初に見つけてから既に半年以上が経過しておりました。長くなりすぎたので続く。

 

寿湯 @東京メトロ銀座線稲荷町駅

寿湯 上野駅稲荷町駅 460円+サウナ200円

 

8月13日の火曜日。

土日月の3連休が終わっても追加で火曜も水曜も私は休みを取ってました。実家への帰省は先週やり終えており、特にやることもなく気づくと寝起きでめちゃくちゃ汗をかいていたのでこれはと思ってすぐにでもサウナに入りたいとサ欲がどくどく脳内に湧き上がったのが朝10時すぎ。

たいていの普通の銭湯は始まるのが15時だったりするんですが、鶯谷の萩の湯であれば確か11時から始まります。あそこはもはやスーパー銭湯並みの凄さでめちゃくちゃ広くてそんでもって費用はただの銭湯でありめちゃくちゃ安くて、ロビーでは仕事もそれなりにできる飲食スペースがあって行けば約束された勝利が待ってるのですがそれも芸がないし、しかもどうせなら萩の湯は6時から朝風呂やってるのでそこに行きたかったな〜とかも思ったりなんだりで結局趣向を変えて別の未開拓なサウナ銭湯を探すことにしました。

ありました。上野の近くの寿湯(ことぶきゆ)11時から開店です。正確には稲荷町駅のほうがどちゃくそ近くてほぼ隣ですが誰が使うんだみたいな謎駅です。うそです!

いつも通り近場の銭湯を自転車で攻める私は、入道雲のもくもく上がる快晴を駆け抜けて11時すぎに到着しました。

 

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この店構え最高ですよね。古いものの良さをそのままにして、それでもなんだか白抜きマジック手書きの立て看板やカラーの張り紙など、やらしくない新しさが要所に混じっています。地元に根付いたイメージを築きながらも一見さんに厳しそうには全く見受けられません。期待しかない状態で玄関に入り、和民とか土間土間で出てきそうな木の札がカギになってる靴箱にしまって券売機へ。いや銭湯が原産のシステムだろうけども。

入館460円とサウナ200円。タオルセットも70円ですが持参したので使わない、けど助かる値段設定。問題なく手ブラでいけますね。

番台で券と一緒に木の札を渡す。どうでもいいんですがたま〜にそのまま持ってるタイプの銭湯もありますよね。土間土間というか飲み屋がまさに自分で持っとくタイプなので最終的に誰かが絶対なくします。もしくは誰だよハの42って!的などっちがどっちだっけみたいな流れがほぼ例外なく発生します。靴箱開けるまで誰も望まないクリスマスプレゼント大会になります。飲み会最後のめんどくさい流れを番台が抑制してくれるのは素晴らしいお風呂屋さんです。

同時に水色の番号付きバンドをもらったのですが特に説明はなかったので何なのかわかりませんでした。脱衣所のロッカーで同じ番号を探してもそれはそれでお手製のゴムバンドのキーが付いてる。結局サウナの通行証バンドだと後で気づきました。わりとサウナ付きの人は上記の理由でゴムバンドがダブルになりがちですよね。ちなみに私は足につけるタイプです。

 

10秒で脱いでお風呂へ。長方形の長辺から入場したイメージで、突き当たりの長辺にはバイブラ系のバスや薬湯。その間に縦4列位の洗い場があります。

コンパクトですが一切無駄がなくて、天井も高く光も差し込みとんでもない開放感。

ボディーソープやリンスインシャンプーは備え付けられているので、体を清めてまずはバイブラを堪能。あつくもぬるくもない40度ちょいのきもちいい湯。たまらない。前日風呂に入らなくてよかったと心で叫ぶ。汚い咆哮!

それも数分で上がっていよいよ露天風呂エリアへ。この外がまた最高でした。長方形の周り半分をぐるりと囲むような作りで、正統派サウナがあれば塩サウナも奥にあり、石に囲まれた通常水風呂があればバイブラで冷やされてる洞窟水風呂もあり、定番のプラスチックの白い椅子も5-6脚用意されてて11時開店なのにもうオヤジがほぼ腰掛けてる。楽しくてしょうがない。

 

塩サウナをやったことがないのでまずそちらへ。入るとスチーム系のほんのりミストとともにバケツ半分の塩。これを塗りこめと…なるほどですね…首から太ももまでに擦り付けて薄くのばしてテレビで甲子園観戦。星稜と立命館宇治なんてカードほんとにどうでもいいんですがサウナで見る甲子園はなんだか特別です。いいよなぁ。もっと乱打戦やれ。

塩サウナは7-8人くらいはかけられそうなL字。なのに結構空いててたまに貸切状態。温度はそこまで高くはなく良くも悪くもではあるのですが色々ひっくるめて居心地抜群でした。ただ最初は8分くらいで限界になってホース付きのシャワーが入り口の脇にあるのでそれで座ってた椅子や体を洗い流し、出てすぐ左の洞窟水風呂へ。

ゆったり4人ぐらい入れそうなバイブラの水風呂。温度は18度。いやあああああああああと漏れる魂のうめき声。その声が洞窟中に響き渡ります。私の耳に再輸入。俺は今生きています!

1分ちょっとで出て椅子で外気浴。この外気浴も控えめに言って至高でした。これから風呂に入ろうと脱衣所で戦闘態勢に入っている者や岩の水風呂で整えてる者。ほとんどガラス越しなので風通しが良すぎる寿湯は、決してスーパー銭湯のような広さは無いのになんなんだこの開放感は!と思わせられるほどでした。なんだか大人の秘密基地感が増して強かった。かわるがわる姿を変える雲の形。その隣はスカイツリーのごとくそびえ立つマンション。風呂の様子が丸見えなんじゃないだろうな、これは女子風呂もこんなんなってねえだろうな。どうでもいいこの銭湯最高。

そのあとは塩サウナにどハマり。たしかになんだか肌がトゥルトゥルしてきた感覚もありましたがもはや塗らずにそのまま入ってたりもしました。普通のサウナもあるんですがやや人が多めだし、私が愛してやまない田端の梅の湯にはない塩サウナ風呂を飽くまでやろうと思い合計4セット。気づいたら星稜勝ってました。

2試合目のアーーーーとサイレン音が鳴って私は逆にタイムアップ。内風呂のボディバイブラバスで体を泡に突かれまくりながら、横に貼ってある寿湯が特集された張り紙を読んでました。萩の湯、薬師湯と合わせて三兄弟で経営やられてるんですね!とっても良い記事でした。薬師湯も早く行かなきゃなあ。

脱衣所は2階にもありました。無駄に上に上がって下を見下ろすとまたいい感じの風情を体感できます。なんかのドラマみたいだなあ。

あとヘアトニックってあると嬉しいんですよね。絶対つけてしまう。これを塗りながら生えろ生え際と念じる。汗が引くのを待ち、着替えて退出。2時間近く入ってしまいました。

 

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ロビーは狭く、長居はできませんが、ちゃんとテレビも椅子もあるし、缶ビールやチューハイも200-300円程度で、さらには駄菓子やつまみまでも、うまい棒10円からのスタートでラインナップ。1000円払ったあとの小銭で楽しめますす。

 

フロントの人がお年寄りに気を使って有料セルフコーヒーを淹れるのを手伝われてたり、人情も含めてとても好きになりました。なにげに甲子園がNHK教育と総合を行ったり来たりするたびにサウナのテレビのチャンネル交換をされてるところも隠れた重要ポイントで2点タイムリーくらいの価値があると思います。

 

絶対また来ます!

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